とうの昔に履いていた靴はどこかへいってしまって、裸足になっていた。
それでも走る。裸足でも走る。泥塗れになっても。
暗い中、ぬかるみに足をとられて転げ落ちても。
泥塗れ。というような歌だなぁと思う。
中島みゆきさんの歌って。
胸がぎゅうっとなります。
でも元気が出る^^
10代のころ、バイト先の人が社内で流していて、不思議な気分になり、聴くようになりました。
中村中さん、元ちとせさん、Coccoさんとか^^
特にCoocoさんの歌の世界は、男の人が言うには「長い髪が絡みついてくるような、女の情念の歌や」と言ってたのが、とても印象に残っています。
うわぁぁぁ――――と思いました。
なるほどなぁ~と。
情念の世界。
色々とアレですが、でも、やっぱりとても心魅かれるなぁ。
“聞こえませぬ、聞こえませぬ
女は一度 わが夫と思いこんだら
魔王でも 例へ 鬼でも変化でも
可愛いといふ 輪会は離れず
愛しい ゆかしい恋しいと 夢現にも忘れかね
恋の呵責に砕かれて
紅蓮の氷 大焦熱阿鼻修羅地獄に落ちるとも
思い切られぬ 聞こえぬわいなぁ
口惜しや情なや
取り直しても 直されぬ 心の嫉妬
これも誰ゆえ あの女ゆえ
いで 追いついて
この恨み 晴らさいで 置くべきか”
▲日高川入相桜王<道成寺>
アニメ雑誌。よーく考えてみたら、アニメ雑誌って、ほとんど買ったことがない………。
ちっちゃい頃、●ニメディアを一冊買った。
それから中学の時に1冊。
(種・種死のふぁん雑誌?は、話を書くために買ったけど。あと好きキャラを求めて。あまりなかったけどね。
あはっははっ、当然だけどねとーぜんとーぜん~。
いらんもんはタクサンあって苛々して内臓捻れた。
当時はかなり荒んでいたので罵倒していたけどね。
はっきり言えば、いらんところはすべて破り捨てたかった。燃やしたかった………;;
だけど、どうしても出来なかったです。
詩人のハイネ(だったような気がする)が“本を焼くものは、いずれは人間をも焼くだろう”という言葉が胸に重くあって。
所詮アニメ雑誌だけど、でも、どーしてもできない;;;)
………………そして今年の7月に買った「ニュータイプ*ロマンス」。
書き下ろしギアス小説に大好きキャラが登場してたので買ったですよ。
おもしろかった^^書き下ろし小説!!
わたしの求めているものがアニメ雑誌にないのだな、きっと。
アニメについてのことなら、サイエンス雑誌だとかを買って読んだほうがずぅぅっっとおもしろいのだ。
とーきどき特集があるからね。
職場にあるモニターに映画エヴァンゲリオンの宣伝が入るです。
うぁあああ………観たい――――すごくおもしろそうだよやっぱり!!
シオランは大っっっ好きな哲学者です。先日、初めて世間でなんと言われているのかなぁと思いました。
10年前に知って、今さらかよ!!と笑われそうですが。
今まで“作者・作品”と“私”で完結していたので。
ようやく外のことに気づいたので検索してみました。
「攻撃的」
「狼狂」
「反哲学者」
「現代的な疎外感・不条理・退屈・馬鹿馬鹿しさ・堕落・歴史の過酷さ・俗悪な変化・苦悩としての気付き・病んだ理性をテーマに据えた哲学的な恋愛物語」
「愛とは、溺れたいという羨望、深さの誘惑である。この点で、愛は死に似ている。太陽に傷めつけられた花々が顔うなだれ、光のささぬ方向に花びらを開いている世界、私が住んでみたいと思っているのはそんな世界だ。思想は理性の廃墟の上に芽ばえる」
丁寧な言葉でシオランの著書を評していたものがあったが、あれはまさしく罵倒してる、ってなものも多々ありました。
おもしろすぎる~。愛おしい………!!!
進化論とか原理主義とか。
注※そして本当にどーでもいいことしか喋ってまてん。のーてんき極まりないです;;;